20歳から始めた読書感想文

本の感想や日記をのせてます。

孤独のグルメ名言の分類

「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、束の間、彼は自分勝手になり、自由になる。

誰にも邪魔されず、気を使わずにものを食べるという孤高の行為。

この行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒やしといえるのである」

 

大人気ドラマ、孤独のグルメ

冒頭のナレーションにあるように、主人公の井之頭五郎は、腹が減ったら仕事中だろうと店を探し、自分の腹の欲しがるものを、一人で気の向くまま食べます。

そんな自由かつ正直な生き方に、共感する人、憧れる人も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、孤独のグルメになりきる方法を考えてみました。

コツは、状況別に考えること。彼がどんな時に、どう考えているかを意識することです。

 

 

店選び編

店選びでは、昔ながらのお店を探します。

「俺の経験が正しければ、昔ながらの店を探したければ、川の側を攻めろ」

「目黒銀座も良さそうだが、こっちの脇道が匂うぞ」

「裏路地に飲み屋街が並んでいる。こういう、昔ながらの風景っていいよな」

「いいなあ。個人の店が多い商店街って。この雑多な雰囲気に紛れて歩くだけで、俺は楽しいんだ」

「通りがバイキング状態だ」

「来やすい本場っぽさだ」

「贅沢だが、落ち着く雰囲気。独特の活気がある」

 

もちろん、自分の腹に聞くのも忘れてはいけません。

「どこもかしこも美味そうに思える。でも、ここで焦りは禁物だ」

「焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ」

「俺の腹は今、何腹なんだ?」

「俺の胃袋は今、何を食いたいんだろう?」

「今の俺が入れるべき食い物はなんなんだ?」

「頭の中が完全に中国だ。広東、上海、北京、四川。俺の腹は、中国のどこに行きたいんだ?」

 

どうしても迷った時に、ダメ押し。

辛い時にも勇気をくれる一言。

「飯屋との出会いも一期一会。これも宿命かもしれん」

「失敗したら後悔したらいい」

「ここでいい。いや、ここがいい。いいに違いない」

 

 

メニュー選び

セオリー、オススメにのっかる。

迷ったら、全部です。

「こういうとこのナポリタンって、いいんだよ」

「やっぱり、広島のお好み焼きといえば、麺が入るよな」

「この店は、アグー豚ってのがおすすめのようだ。幻の豚か。

ラフティーと思っていたが、ここは流れにのってみるか」

「どう攻める? いや、悩んでる場合じゃない」

「迷ったら、両方頼めばいいじゃないか」

「迷った時は、一番上だ」

 

食べた感想

☆定跡

「上がヒレ、下がチキン。2階建てだ。2階建てには、ソースだ」

「ご飯ものから入るのが定跡だが、この湯気、たまらん」

「にんにくを投入をして変化をつけ、心を落ち着かせ、自分のペースを取り戻すんだ」

「この味この味。お好み焼きはこうでなくっちゃ」

 

 

☆新しい美味しさ

「うまい。ほんとうに旨い。焼き鳥って、こんなにうまいものだっけ」

「辛い?! いや、甘い。あまからだ」

「ネギだけじゃない、キャベツも甘い」

 

☆組み合わせを褒める

「煮魚ってのは、なんでこんなにおかずに合うんだろう」

「こういういぶし銀のおかずがよく働くんだ」

「この親子丼、おかずにもなりそう」

「うん、これもありだ。大あり、オオアリクイだ」

「このタレいいなあ、食欲がモリモリ湧いてくる。やっぱり焼き肉には白いご飯だ」

「カキバター。海のミルクとバターが合わないわけがない」

「ご飯と肉の間に少しキャベツが入ってるのがうれしい。こういうセンスが、小洒落たレストランじゃ望めないんだよ」

「ピーマンに紅生姜。どこまでも気がきいている。これほどガツガツが似合う丼ないぞ」

「胃袋に新しい歴史が刻まれたようだ。鯖サンド革命」

 

☆これが食べたかった

「これこれっ。懐かしい味だ。ときどき無性に食べたくなる、ケチャップ味だ」

「ケチャップ、ソース、マヨネーズ。そこに味噌汁。これでいいんだよ。俺には、こんなランチがお似合いなんだ」

「辛い。でもなんだか、箸が全然とまらないぞ。今日の俺は四川の辛さを求めていたんだ」

「ウインナーをフライにした、そのまんまの味。でもこういうの、なかなか食べられないんだ。望んでも。この普通味がいいんだ」

 

 

☆いいぞいいぞ!

「いいぞいいぞ。丸い餃子、いい」

「いいぞ。にんにくいいぞ。白いご飯にあいすぎる」

「いいぞいいぞ。この店にして、大正解だ」

「いいぞいいぞ。鉄板焼きって、なんていうか、ライブ感あるんだよな」

「ようし、こうなったら、ひとり沖縄祭りだ」

「まるで俺の体は製鉄所。胃はその溶鉱炉のようだ。うぉぉぉん!! 俺はまるで、人間火力発電所だ」