20歳から始めた読書感想文

本の感想や日記をのせてます。

一緒に頑張る覚悟をしてくれる人が側にいれば、背負っている荷物はその分軽くなる

シュクレ~sweet and charming time for you~ 初回版 シュクレ~sweet and charming time for you~ 初回版
(2011/09/22)
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やっとこさ終了。いやいや、いつの間にか4ヶ月。長いねぇ。

まぁ、レディの年齢の上限は22だからいいけどね(え

 

総評は……特に印象的ではないのですが、飽きさせることもなかったです。

女の子達とまったりしたイベントが楽しめます。

まさに「Sweet and charming time」という感じですね。

 

キャラも多種多様でしたね。

私が普段プレイしている「Key」の作品は、天然キャラが多めなので、新鮮で良かったです。

 

 

 

亡き父の跡を継いで、喫茶店「リバーライト」を一人で運営していた千鶴さん。

しかし、人手が足りない上、千鶴さんは料理が苦手。

お客さんから作り直しを命じられ、泣きながらトマトを切っていました。

 

そこを景一が助けるわけですが、なんとも鮮やか。

ミネストローネに野菜ジュースやめんつゆを加えるオリジナル技も繰り出しました。

 

さらに、千鶴さんに料理を渡すときの台詞がカッコイイです。

 

「そんな泣きっ面、お客さんに見せちゃだめですよ」

誰だって、自分のために喜んで作ってくれたものを食べたいに決まってるじゃないか。

だったら泣き顔なんてなしだ。

 

この一言が千鶴さんを元気にしたんだと思います。

自信を無くしていた千鶴さんに、原点を思い出させたんですから。

  

店の立て直しも中々参考になりました。

・原価の安い飲み物やお酒を出す

・日替わりを増やして「なんでもあり感」を出す

・美味しいコーヒーの入れ方

・特に「名札」が良かったです。店員と客の距離が近い店っていいですよね

 

 

景一は店を立て直すために努力しましたが、

千鶴さんの描いた店とは大きく離れてしまいます。

 

お父さんのいた店に戻そうとする千鶴さんに対し、

景一はお店がどう回るかに気を取られていたのです。

 

これがきっかけで喧嘩になり、リバーライト終了の危機にまで発展します。

 

しかし、結局翌日に謝って、仲直りしました。

喧嘩の原因は、思い違いというより、ただの気分の問題だったのかもしれません。

景一は父親からの電話、千鶴さんはお客さんからの鋭い指摘で、少しネガティブになってましたから。

こういうときは、一時休戦するだけで解決することが多いです。

(DSセラピーによると、食べ物を持って戻るとさらに良いそうです)

 

 

喧嘩しないためには、以下のことを頭に置くと良かったかも(天才のヒントより)

・「焦っているときほど、上を見る」

 (まず落ち着く)

・「ゴールを明確にする」

 (お父さんがいたころのお店に戻す)

・「今の自分に「できること」「できないこと」を明確にする」

 (焦って手当たり次第にやろうとしない)

 (できないことは咲夜子さんに助けてもらう)

 

 

ここから持ちなおして、リバーライトは無事に軌道にのります。

 

でも今度は千鶴の体力に限界が……

休んで欲しい景一の思いと、お店に出たい千鶴の思いがぶつかります。

 

このときのみはるのアドバイスが良いですよね~~

 

 

「一緒に頑張る覚悟をしてくれる人が側にいれば、

 背負っている荷物はその分軽くなる」

 

 

ロジカルな答えを出そうとした私には、この言葉がすごく胸に残りました。

 

 

他のキャラのシナリオも良かったです。

普段は飄々とした咲夜子先輩があんな風になるなんて……

 

この手のゲームは「サブヒロインのシナリオがメインシナリオとずれてる」と批判されることがあります。

私はそれで構わないと思います。

メインシナリオを支えてくれた仲間達の本当の思い、別の一面を知ることで、メインが分厚いものになると思います。

 

「ヒロインは幕の内弁当」なんて言いますし。

メインのおかずを引き立てるために、他のおかずも頑張るのが一番良いのでは?

やはり主役は肉と魚ですよ。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております

 

 

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■ ハイライト

 

・千鶴「愛さん。まずは、身長を教えて下さい」

 愛「149」

 千鶴「わ、やった! 私のほうが3cm高いですよっ!」

 

・売上を伸ばすヒント

 咲夜子「今、城島くんの目の前に好きな女の子がいます

      服は半脱ぎ、色っぽい視線で見つめてきている。

      その子をじっと見つめていたら、あるものがたってしまった。

      さて、何がたったでしょう?」

 

・愛「このプレゼントが欲しいね、と私が言ったから、今日は私の誕生日」

 

・お酒と結婚して「ラガーみはる」「第三のみはる」