猫神やおよろず 感想
感想
忘れられた物と記憶を守護する猫神の少女、繭(まゆ)。
彼女と神様達がドタバタを繰り広げるコメディアニメ。
シナリオとしては、失くしたモノを繭の神力で見つけるのが主。
発動時の台詞がカッコイイ。
「我は猫神。忘れられしモノと記憶を守護する。
○○よ。己が主に、その身の在処を示せ!」
なんとなく、見てると心があったかくなる作品。
ギャグもストーリーも、目立った良さはないが、最後まで見ちゃう。
失くしたモノを悲しむ心と、見つけてあげようとする心。
そんな、人の一番奥にある心をそっと暖めてくれる。
名言
一番良かったのは、柚子が骨董ついて語った台詞。
骨董って、事情があって持ち主と別れ、忘れられてしまっている品物ですよね。
暗い物置の奥に閉じ込められていたり、箱の中で眠りつづけていたり。
骨董屋の仕事というのは、そういう品物を、もう一度明るい光の中にだしてやって、新しい持ち主と、巡り合わせてやる仕事だと、父は言ってました。
僕は某番組のせいで「骨董=値段」になってましたが、これを期に考えを改めようと思いました。