20歳から始めた読書感想文

本の感想や日記をのせてます。

7月読書メーターまとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3469ページ
ナイス数:13ナイス

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
読了日:07月22日 著者:村上 春樹
子どもたちはなぜキレるのか (ちくま新書)子どもたちはなぜキレるのか (ちくま新書)
「がんばろう日本」という言葉は、具体的な行動を何も含んでいない。言われた側は、何をどうしていいかわからず、混乱するだけだ。言っている側も同様。
読了日:07月19日 著者:斎藤 孝
さよならソクラテス (新潮文庫)さよならソクラテス (新潮文庫)
読了日:07月17日 著者:池田 晶子
大学の話をしましょうか―最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)大学の話をしましょうか―最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)
読了日:07月17日 著者:森 博嗣
地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)
「問いを作る」「他に方法はないか考える」「図で整理する」「概念を捉えて、使う」。この4つを使って、受験勉強のように学んで終わりにせず、一生役立つ勉強をしたい。
読了日:07月15日 著者:齋藤 孝
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
「インターネット」「チープ革命(ネットにアクセスし得る全ての人が、ほぼ無料で映像・テキストコンテンツを配信可能になる)」「オープンソース(無料でネットに蒔かれた知的資産の種を、世界中の知によって育てる仕組み)」という3つの軸で、ウェブの進化を説明した本。これにより、ネットには玉石混合の知が溢れる。グーグルはこれを、検索エンジンなどのテクノロジーを用いて峻別。ヤフーは人手を用いて峻別している。インターネットは知の拡大と乱雑化をもたらしている。既存の生産方法に頼っていた人が、収入を得られなくなる事態もおこる。
読了日:07月13日 著者:梅田 望夫
いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)
面白かったが、『バカの壁』の理論を環境論に持ってきただけだったので、発見が少なかった。『バカの壁』の復讐用として読むといいかも。
読了日:07月11日 著者:養老 孟司
生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える (PHP文庫)生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える (PHP文庫)
生まれ変わりを信じることで、自分の不幸の意味を見い出せる。前世の人間が生まれ変わるときに、心残りだったことを試練として望み生まれてくる。不幸は、前世の罪滅ぼしだ。前世の人間は、この試練に一生懸命立ち向かったけど、途中で死んでしまった。だが、自分は万全の状態だから、この試練を乗り越えられると思う。
読了日:07月11日 著者:飯田 史彦
街場のメディア論 (光文社新書)街場のメディア論 (光文社新書)
読了日:07月11日 著者:内田 樹
スカイ・クロラスカイ・クロラ
戦闘機に乗って空を飛び、撃ち合う。戦争のショーのために生み出されたキルドレ達の物語。「他人の干渉から離れるために空を飛ぶ」、そこに喜びを感じる。ただ、彼らは死ぬ運命からも離れている。それゆえに草薙は、他人から殺されることを望む。人類は自由を求めるが、すべてのものから自由になるのは難しいのだろう。アイデンティティの喪失をもたらすからだ。空を飛ぶことを自分の存在意義だと感じなければ、生きていく事すらできない。空を飛ぶために生まれた人間は、目的を失うと死んでしまう。生きがいを持つことは、諸刃の剣だ。
読了日:07月11日 著者:森 博嗣
村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)
作家と心理士の対談本。2つの職業には「癒し」という共通点がある。癒しは、癒すと癒されるの相互関係が重要。繰り返し語られているのは「井戸を掘る」「デタッチメント」。周りに強制された関係から離れて、自分の内側のイメージにコミットし、物語にしていく。それによって、自分を社会に受け入れられる形で表現する。その先に癒しがある。私は小説を書いているが、中々これを体現できない。自分の内側にコミットする力がないからだと思う。主人公が困難を乗り越えるシーンを書く時、やり方はわかっていても、体が拒否してしまう。
読了日:07月11日 著者:河合 隼雄,村上 春樹
人間は笑う葦である (文春文庫)人間は笑う葦である (文春文庫)
「国立大学の水の味が変(検査中だった)」という話があった。僕が行った大学には水飲み場はなかったが、あったらあんな風になったのだろうか。「大学の門は不審者を入れないためではなく、教授を外に出さないために作られている」という、内と外が反対になっている話は「笑わない数学者」でも出てきたが、森博嗣は触れていなかった(自明だからか?)。この人を本を読むと結婚生活が不安になってしまう。僕は恋愛もまだだが、結婚後あんな風になるとしたら、恋愛はやめたほうが良いかもしれない。
読了日:07月09日 著者:土屋 賢二
地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE (講談社文庫)地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE (講談社文庫)
読了日:07月08日 著者:森 博嗣

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