20歳から始めた読書感想文

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読書メーターまとめ8月

8月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:439ページ
ナイス数:8ナイス

こころの処方箋 (新潮文庫)こころの処方箋 (新潮文庫)
「うそは常備薬・真実は劇薬」社交辞令としての嘘は常備しておくべきだが、いつも言ってると疑われる。かといって真実は劇薬だ。そんなときは「嘘でも真実でもない表現」を使うと良い。例えば「心がこもっていましたね」などである。私は他にも考えてみた。褒め言葉のウラに「ネタになる」がついてると思って言うのだ。「素晴らしい(ネタになる)」「面白い(ネタになる)」などなど。「ありがとう」や「ワンダホー」や「ファンタスティック」もいいと思う。また、「よく見つめると嘘でない表現がいえる」そうなので、困ったときはよく見てみよう。
読了日:08月23日 著者:河合 隼雄
ひらめき脳 (新潮新書)ひらめき脳 (新潮新書)
茂木さんの研究の根っこの部分を、わかりやすく解説した本。「アハ体験」や「クオリア」が有名。重要だと思ったのは「無知の知」。脳に空白を作ると、その部分を埋めようとして脳がフル回転する。そのためには、リラックスしたり、頭にリクエストを送り続けたりするのが大事。面白かったのは「脳内の偶然性」。どちらも自分の脳の中なのに、情報を記憶する部分(側頭葉)と処理する部分(前頭葉)はうまくやりとりが出来ないらしい。うまくやりとりが出来た時にひらめきが起こるそうだ。
読了日:08月23日 著者:茂木 健一郎

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