勉強はつまらない。だからこそ、自分の力で、精一杯の面白さを見つけていく。
お早うございます。
今日から、朝活読書を始めました。
やっぱり、早起きは気持ちいいですね。
今までは夜中に読書をしていましたが、読んだ後に眠れなくなるので困ります。
読書には朝が似合いますね。
さて、今回のレビューは、勉強法の本です。
勉強の本は書店にいくとたくさん見かけます。
しかし(この接続詞は変かな……)、実践しやすさ、わかりやすさ、面白さでは、この本に勝るものはないと思います。
しかも、会話形式でとても読みやすいです。
著者のゆうきゆう先生は精神科医で、心理学を応用したテクニックを紹介した本・メルマガなどを発行しており、大変有名な方です(多分)。
彼の運営しているサイト「心理学ステーション」の総アクセス数は、9700万に達しています。
この本には「心理学を応用した受験テクニック」がたくさんのっています。
基本的には、苦痛を減らして楽しく勉強する方法がメインです。
中でも僕のお気に入りは次の3つです。
・ギャンブル勉強法
「勉強中に時計を見て、分の数字が奇数だったら休憩する。偶数だったら続ける」
・勉強をオモチャにする
「〈すごく強引なゴロ合わせ+形からの連想〉で記憶する。
〈60歳は還暦〉を覚えるなら、60の0の〈れい〉から〈かんれいき〉→〈かんれき〉」
「ツッコミを入れる。
〈遣隋使は小野妹子……って男かいっ〉」
・はじめはただ見つめる + あと一歩だけ
「1ページでもいいから、とにかく始める。
勉強をやめる前にもう1ページやる」
僕は、この本を読む前は勉強がキライでした。
しかし、読んでからはある程度は好きになれています。
公式でHな語呂合わせを作ったり。
ノートの右端に余白を作って、そこに感想を書いたり。
授業中眠いときも「この説明が終わったら寝ていい」と思いながら聞いてると、眠くなりませんでした。
これ、不思議と、終わったあとも眠くならないんですよね。
多分、眠らないように集中していた分、授業がわかるようになったんだと思います。
僕はこの本以外にも勉強法の本を読みましたが、どうしても続きません。
「朝早く起きて前日の復習をする」
「数学は授業用と演習用のノートを作る」
などなど……
これ、わかってても出来ないですよね。
やってるうちに「勉強なんて意味がない」と考え、ゲームをやってました。
僕が知りたいのは、どうやったら効率良く勉強できるかではなく、
「どうやったら楽しく勉強できるか」。
いくら効率が良くても、やりたいと思わなければ意味がありません。
その点、この本の方法は、やってると楽しくなりますし、なにより簡単です。
みなさんも是非やってみて下さい。
他にも
「(ダイエット中にケーキを食べた場合)今日ケーキを食べたのは、このあと1km歩く自分への、先取りのご褒美と考える」
「集中して勉強したいときは電車でやる」
「参考書はたくさんの種類を読んで、自分にあったものを見つける」
など役立つテクが満載です。
さらに、テクニック紹介の最後には、心に残る名言が載っています。
「あなたの毎日は、感じ方一つで、いくらでも変わってくる」
「本当に勝っている人間は、何があっても、常に笑っていられる人間」
「人に与えたものは、絶対に自分に返ってくるの。まずはあなたから与えるの」
「大切なことは、今のこの瞬間を楽しむこと」