20歳から始めた読書感想文

本の感想や日記をのせてます。

「嫌になることもあるでしょう」の効果は絶大

■ 評価 88点

 ・(会話の基本は「気持ちのキャッチボール」だ。

 

  どんな人でも、自分の気持ちを聞いてほしいもの

  それだけで、嬉しい気持ちが何倍にも膨らんだり、辛い気持ちだって一瞬でとけてしまう。

  相手の話は自然と広がり、瞬く間に時間が経ってしまう) p5

 ・「話の上手い人はどんな会話をしているのだろう」と思って読んでみました。

  奇抜なテクニックを使う……というほどのものではなく、ごくごく基本的なものでした。

  

  しかし、自分が出来ているか、というと……

  やはり基本は大事ですね。

 ・特に出来てないと感じたのは「事実ではなく、気持ちに焦点をあてる」こと

  「昨日は課長につかまって3時間も残業だよ」

  こう言われたら

  「どんな仕事だったの?」ではなく

  「わーっ、それはついてないね」と答える。

  そうすると、気持ちをわかってもらえた相手は、さらに話してくれるそうです

  「嫌になることもあるでしょう」と、相手が普段抑えつけている気持ちを話題にすると、

  効果は絶大です。

□ 感想

  会話のネタづくり方法が参考になりました。

  こちらも事実でなく、気持ちに焦点を当てて作ります。

  「○○して嬉しかった」「○○があってがっかりした」

  などなど、気持ちを表現すれば会話になります。

  何気ない日常に、いい話題はひそんでいるのです。