20歳から始めた読書感想文

本の感想や日記をのせてます。

5月読書メーターまとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4156ページ
ナイス数:33ナイス

風の歌を聴け (講談社文庫)風の歌を聴け (講談社文庫)
読了日:05月25日 著者:村上 春樹
上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)
上機嫌は「技術」である。上機嫌になるからコミュニケーションがうまくいく。肩甲骨ほぐし、スクワット、丹田呼吸で体の力が抜け、相手を受け入れる準備ができる。上機嫌・不機嫌に条件を書き出し、不機嫌になることを避ける。私は「暑さ・喉の乾き・寝不足・批判」によって不機嫌になるので、極力さける。相手の批判を交わすにはユーモアが必要になる。自分の欠点で笑いをとるユーモアだ。やられっぱなしではいけない。悪い結果が出ても、拍手をすれば、一段落ついた感じになる。そうして、次の挑戦にすぐ切り替える。
読了日:05月21日 著者:齋藤 孝
鉄道むすめ~Terminal Memory (電撃コミックス)鉄道むすめ~Terminal Memory (電撃コミックス)
鉄道の魅力がぎゅっと詰まってて面白かった。ARIAに雰囲気が似ていて、とても癒された。電車や景色も素晴らしいのですが、何より鉄道むすめさん達の仕事への思いが良いですね~。「自分の好きな街を守りたい」という気持ちに、胸を打たれました。
読了日:05月16日 著者:トミーテック,MATSUDA98
棚から哲学 (文春文庫)棚から哲学 (文春文庫)
ここまで脱線しながら一貫している文章は素晴らしい。棚から哲学とは「悩み事は何もしなくてもやってくる」という意味(何かしてもやってくる)。著者は、そんな悩み事や愚痴をうまく交通整理しながら書いている。支離滅裂なのに、最後までスラスラ読める。好きな言葉は「悲観主義者は、自分より不幸な人間がいないと考えている点で楽観的だ」「自殺志願者は、死ねば楽になると思っている点で楽観的だ」悩んでるときにつぶやくと元気がでる。そして、ここまでこの本を褒めちぎった私の感想も素晴らしい。100ナイスは行くと楽観的に考えている。
読了日:05月16日 著者:土屋 賢二
<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です
読了日:05月15日 著者:山田 真哉
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い   禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
読了日:05月14日 著者:山田 真哉
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)
読了日:05月14日 著者:山田 真哉
Planetarian (VA文庫)Planetarian (VA文庫)
原作は「廃墟にあるプラネタリウムに一人佇む解説員ロボットと、迷い込んだ青年」の話ですが、本作は全く別の人物から語られており、世界観がより楽しめます。命令通りに動くロボットなのに、心優しくみえるのが好きです。「無邪気で純粋な約束。それはスノーグローブに封じ込められた雪の欠片のように、いつまでもくるくると回り踊っている」という言葉が良かったです。でも、ゆめみ目当てで買ったのでちょっと不満、1話しか出てない……。「ゆめみが繋ぐ4つのストーリー」とあるので、ゆめみが解説してるつもりで読むとよかったのかな?
読了日:05月14日 著者:涼元 悠一
東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)
フェミニズム論もそうだが、なにより社会学の考え方が面白い。「枠組みを疑う」思考。これを知って、少し身が軽くなったと思う。しかも、枠組みを簡単に疑える方法が「ケンカの十箇条」として載ってるので、実践もしやすい。「わからないことをわからないと認め、わかるまで考える」これがこの本で言いたかったことなのかな? と思ってます。さて、世の中の枠組みを見直してみましょうか!
読了日:05月12日 著者:遥 洋子
Monster (1) (ビッグコミックス)Monster (1) (ビッグコミックス)
「お金のためか、人のためか」。テンマは院長命令に背き、先に運ばれたヨハンを手術した。後から来た市長は他の医師が治療したが、腕が悪いためうまくいかなかった。テンマは院長からポストを奪われ、さらに助けたヨハンが殺人事件を起こす。テンマは今後、このヨハンを追いつづける。私は、読み進めるにつれ「市長を助けたほうが良かったんじゃないか」と思ってしまう。もちろん良いはずはないのだが……。
読了日:05月12日 著者:浦沢 直樹
就活のバカヤロー (光文社新書)就活のバカヤロー (光文社新書)
学生はきちんと勉強して、様々な人間と付き合うと良い。大学の就職講座はなくても良いのでは……中学でやればいいのに。企業のインターンが説明会化してるのは勿体無い。仕事をやらせたほうが入社したくなる人は増えるはずだ。就活サイトは変。「登録されてない企業は存在しないに等しい」のはおかしい。Googleの検索対象になるのは無料なのに、なぜ就活サイトへの登録は有料なのか。……こうして自分なりに意見を持ったとしても、依然として気持ち悪さは消えない。この本とはもう何年かお付き合いすることになるだろう。
読了日:05月12日 著者:大沢 仁,石渡 嶺司
「ニート」って言うな! (光文社新書)「ニート」って言うな! (光文社新書)
第2章の「ニートと投影同一化」が印象的だった。投影同一化とは、自分の中の不気味なものを相手の中に見出し、相手の中の不気味なものを消すことで自己安定を図ること。日本ではニートの定義に失業者を含めず、働く気がない若者というイメージを持たせている。さらに、マスコミが若者にネガティブなレッテルを貼ることで「世に蔓延る不快感は、ニートが原因。だから教育しなおせ」という論がまかりとおっている。ニートの実情とはかけ離れた対策が当然のように行われている。教育によっても少しは減ると思うが「何のためにやるか」は間違えないで。
読了日:05月09日 著者:本田 由紀,内藤 朝雄,後藤 和智
話し上手 聞き上手 (ちくまプリマー新書)話し上手 聞き上手 (ちくまプリマー新書)
3日間授業を受けるつもりで読める本。私の考える「話し上手聞き上手」とは少し違っていて驚いた。例えば、演劇が重要だということ。恥ずかしがらずに役に没頭することで、ボディーランゲージ能力、役になりきる能力を鍛える。これにより、状況に合わせて自分の役割を変化させやすくなるという。ほとんどの人間は話し好きなので、聞き役になるには演技をするぐらいのモデルチェンジが必要になる。なので、演劇は重要だ。なるほどと思った聞く技術は「幅広く知っていること」。ブームのものについてはある程度知っていれば「教えて」と頼める。
読了日:05月09日 著者:齋藤 孝
集中力 (角川oneテーマ21 (C-3))集中力 (角川oneテーマ21 (C-3))
「知識や技術に頼るのではなく、直感的に閃いた手を指すのが、強くなる第一条件だ」これには納得。私はあれこれ考えて指してしたが、迷いながら指す手は記憶に残らない。もしうまくいっても、次に同じ局面が現れたときにまた迷ってしまう。直感で行ったほうが結果を受け入れ易い。「30代以降は、将棋以外に何かをプラスアルファできないと勝てない」内面の奥深さになるそうだ。30代以降は技術を習得しづらくなるので、自分の持ち味を活かしきることが重要だそうだ。
読了日:05月06日 著者:谷川 浩司
マテリアルゴースト2 (富士見ファンタジア文庫)マテリアルゴースト2 (富士見ファンタジア文庫)
読了日:05月05日 著者:葵 せきな
マテリアルゴースト (富士見ファンタジア文庫)マテリアルゴースト (富士見ファンタジア文庫)
主人公は「死にたがり」だが、あまり悲観的なものではないので共感できる。しかも、生活面に細かくこだわっているところが面白い。他人に対する態度、女の子への接し方などにも「死にたがり」の性格がうまく現れていて良い。鈴音がただのヤキモチキャラになっているのは残念だが。面白いあとがきも載ってますので、そこだけ読んでみるのも一興だと思います。
読了日:05月05日 著者:葵 せきな
100円のコーラを1000円で売る方法100円のコーラを1000円で売る方法
この本は、マーケティングの成功法だけでなく、デフレ脱却法も含んでいると思う。「他社と同じ商品を作るから、価格でしかアピールできない。付加価値で勝負すれば、価格上げても売れる」。この法則を使えば、値下げ競争をやめられるのではないか。また、バリュープロモーション(顧客が求めていて、ライバルにできなくて、自分にできるゾーン)の発見は、就活にも使えると思った。余談ですが、キシリトールガムのマークは、歯をイメージしてるそうです。あと、久美さんのハイヒールに踏まれたい(え
読了日:05月03日 著者:永井 孝尚
人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫)人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫)
ブラック=「やらない善よりやる偽善」。たとえ嘘でも、明るい人やよく笑う人は好かれる。自分に欠けているところばかりで、参考になった。「最後に”い”があるつもりで話す(発言後に笑顔)」「声を出して笑う」「相手の瞬きを数える(見つめるため)」この3つを意識しよう。あれっ? と思ったのは「倒置法で感想を言う」。「面白いですね、それ」のように。英語の強調構文みたいに話すと、本音で言ってるように聞こえるらしい。まぁ、言いたい単語から順番に言えば、自然と最初の一言に一番力を入れられるのでいいのかもしれない。
読了日:05月01日 著者:内藤 誼人

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


5月後半がしぼんでますね。

この頃は就職活動やスキルアップ講座に行っていました。

打たれ弱い性格なので、こういうことをすると気分が落ちます